ブログの編集をしようと管理画面にログインしようとしたり、ブログを開こうとすると、「あれ？」
『403 Forbidden』
と表示され、何度やってもログインできなかったり、ブログが閲覧できないことがあります。
おそらく、この記事を読まれている方の何割かは『403 Forbidden』に直面している最中ではないでしょうか。
管理人も最初は戸惑いましたが、対処法を覚えてからは慌てなくなりましたので、ブログを始めたばかりの方も、当記事を読んで対処法を覚えましょう。
設定を変更したり、難しい修正をした記憶がない場合、大半のケースは「１分」で解決できるかもしれません。
（ブログ初心者でしたら、コードやファイルを修正することは稀だと思うので、最初の対処法で解決できると思います）
分からないからとあきらめたり、慌ててアレコレ触ってしまって深刻な事態にならないように。
急いで解決したい方は
ここを読む
『403 Forbidden』1分でできる対処法
の章をお読みください。
こんな方におすすめ
- 403 Forbidden が表示された
- エラー表示の意味を知りたい
- 403 Forbidden への対処法を知りたい
403 Forbidden とは
『403 Forbidden』とはエラーが発生していることを知らせる表示で、○○○といった3桁の数字で、原因の項目ごとに分けられています。
読み方は「フォービドゥン」
意味は、403 Forbidden ＝ アクセス拒否
を意味し、Webサイトがなんらかの理由で閲覧禁止になっている状態を示しています。
それを示すHTTPステータスコードのこと。（○○○といった3つの数字で表す）
慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、ステータスコードは、100番台〜500番台までの5種類が割り当てられいます。
一般的に『400〜499』と『500〜599』の400番台と500番台2種類がエラーコードになりますので、これだけ覚えておきましょう。
『403 Forbidden』 主な原因
『403 Forbidden』表示の主な原因は以下の通りです。
- 管理者権限のページにアクセスした場合
- DNSに問題がある場合
- 海外のVPNを使用している場合
- アクセスが集中している場合
- 急にネットワークが切断されたり接続先のWi-Fiが変わった場合
- 社内向けページにアクセスした場合
- レンタルサーバーのアカウントが停止されている場合
- インデックスページが削除されている場合
ブログを運営している方が『403 Forbidden』表示で困るケースといえば、❶〜❺になるでしょう。
管理人の場合
複数ブログを運営していることもあり、作業間隔の開いたブログの管理画面にログインする際に、ID（メールアドレス）を忘れてしまい、複数回間違えた後にエラー表示が出ました。
管理人は、よくありがちな「ログイン画面」でアタフタしている内に「管理画面にログインできない」「ブログが閲覧できない」事態になりました。
次章で、原因❶〜❺を想定した『403 Forbidden』への具体的な対処法をお伝えします。
『403 Forbidden』1分でできる対処法
❶は、通常「管理者のみ」が操作できる画面に、権限のない閲覧者がアクセスした場合です。
❷は、DNS（Domain Name Systemの略称）といって、ドメインの名前とサーバーの住所（IPアドレス）を登録（紐付け）管理するシステムです。
登録されているドメインの名前とIPアドレスが違う場合はエラーとなります。
❶、❷の部分で、複数回「ID」や「パスワード」を間違えて入力してしまうと、アクセスに「IP制限」がかかり、個人のスマートフォンやWi-Fi通信では接続出来ない場合があるようです。
そこで、アイフォンの『機内モード』を一度「オン」にして、すぐに「オフ」にしてみましょう。
『IPアドレス』が変わるので、エラーが解消されるはずです。
慣れれば１分もかかりません。
パソコンの場合は、Wi-Fiの電源を一度抜いて、１分ほど待って再度差し込みます。（お使いのWi-FiルーターによってIPアドレスが変わらないタイプもあります）
多くの場合が、これで「エラー解除」されると思います。
❸〜❺に心当たりのある方は、それぞれの対処法をお読みください。
『403 Forbidden』対処法❷
海外のVPNを使用している場合
一度VPNをオフにするか、接続先のサーバーを国内のものに変更してください。
設定変更の方法は、利用している『VPNアプリ』によって異なりますので、それぞれのアプリの解説を読んで設定を変更しましょう。
『403 Forbidden』対処法❸
アクセスが集中している場合
アクセスの集中は、お使いの環境によっては可能性はあるかもしれませんので、この場合はしばらく時間を置いて、再度アクセスしてみましょう。
❻は、会社内部でしか見ることができないページに、外部からアクセスした場合です。
『403 Forbidden』対処法❹
急にネットワークが切断されたり接続先のWi-Fiが変わった場合
ネットワーク接続中に、急に4G→Wi-Fi、Wi-Fi→4Gと切り替わった場合にも『403 Forbidden』となるケースがあります。
その場合、一度Wi-Fiの接続をし直すか、サイドURLへアクセスしてみましょう。
サーバーの契約には注意❗️
レンタルサーバーのアカウントが停止されている場合
ありがちなのが、クレジットカードの有効期限が過ぎていて、気づかないまま時間が経過しているケースです。
お支払い猶予期間を過ぎてしまうと「契約解除」になり、最悪はせっかく育ててきた『ブログが消滅』してしまいます。
ブログを復活させるために別途費用がかかってしまう場合も。
そうならないためにも、レンタルサーバーのお支払い状況は確認しておきましょう。
解決方法は必ずある
みんな最初は初心者です。
エラー表示は、原因と解決策をある程度絞れるよう「親切に教えてくれる」もの。
エラーコードや表示されているメッセージをそのままコピーしてネットで検索すれば大概は解決方法が見つかるはずです。
慌てて知らない部分を勝手にいじらず、まずは「必ず解決できる」という気持ちを持ちましょう。
落ち着いたら解決方法を探してみましょう。