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こんな時の対処法&便利技

デビットカードを不正利用された話。保証はカード会社次第⁈

 カードを不正利用されたらどうしよう。そう不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

ある日、ネット銀行の口座を確認したら「あれ⁉」預金残高が減っている。

よく見るとデビットカード決済の記録があり、決済会社も金額にも心当たりがない。

「まさか…不正利用されたんじゃ。えっマジ?(汗)」

地方の田舎に住んでいる、ごくフツーの生活をしている自分が?

これは、実際に体験した話です。

結果を先に申しますと、幸いにもカード会社が良心的(再重要事項なので後の章をお読み下さい)だったおかげで、全額保証していただき無事に返ってきました。金額が少なかったのも幸いです。

また、再発防止のため警察へ行き相談してきました。

Wi-Fi(ワイファイ)とFreeWi-Fi(フリーワイファイ)

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この記事を読んで分かること

  • カード不正利用の知らなかった実態(実行犯について)
  • カード不正利用の被害を受けた場合の被害届(法的手続)
  • カード不正利用をされた後すべきこと
  • カード不正利用への対策(再発防止)
  • カード会社選びが重要(ここ大切!)

親切ていねいに助言をいただき、とても勉強になりましたのでお伝えしたいと思います。

まさか自分が… しかし明日は我が身

この記事を読んで、自分だけでなく家族や大切な人の生活も守ってあげて欲しいと思います。

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カード不正利用の発覚!

これは管理人の私が実際に体験した話です。

 

銀行口座からお金が減っている

ある日の朝、なにげにネット銀行の口座をスマホ(スマートフォン)アプリから確認。

「ん⁉」前日の夜に 39,600円 の利用履歴があることに気がつきました。

 

副業としてヤフーショッピングのネットオークション(通称ヤフオク)で物販をしている時の話です。

 

商品の仕入れでデビットカード決済が多いのですが、普段1回の仕入れで1万円以上の購入はなく、他に心当たりもないので不審に思いました。

 

 

カード会社へ問い合わせる

すぐにカード会社へメールで問い合わせました。

ちなみにデビッドカードは口座開設しているPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)で作成したものです。

PayPay銀行

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)は「ヤフー」の連結子会社で、2021年4月5日より「PayPay銀行」への商号変更されました。

ちなみに「ヤフー」の親会社「Zホールディングス株式会社」の筆頭株主は「ソフトバンクグループ」で、「ヤフー」は「ソフトバンク」の子会社です。

PayPay銀行はチャットで担当者が対応。これがスピーディで待ち時間もなくやり取りができました。

まず下記の①②を確かめてくださいとの説明。

①デビットカードの決済会社(利用先)をアプリ内の利用履歴から確認

②利用の事実がないかを確認

 

決済会社は初めて見る名前です。

 

しかし、ネットで調べると”誰もが知っている”スポーツメーカーの公式ショップでした。金額から検索すると、おそらくシューズが購入されたと推測。

 

前日のその時間、デビットカードは手元にありませんでしたし、利用の事実がないことをお伝えしました。

 

一度、決済会社へ連絡ができるようなら、事情を説明して利用の事実を確認してみて下さいとの返答。

 

 

決済会社へ連絡し利用内容を確認する

 

という訳で、使用されたとされる「スポーツメーカーの公式サイト」へ連絡(メールでのお問い合わせ先と電話での窓口の両方へ)をしました。

 

スポーツメーカーの担当者へ事情を話し状況を説明。

 

調べてもらうと、その時間に同じ金額の決済が複数あり、私の「氏名・住所・連絡先」と一致するものがなかったため、担当者も「不正利用と思われます」との見解。

 

しかし、「これ以上の詳細を調べるには【被害にあったカード会社(この場合、被害者=カード会社らしい)】から直接弊社へ調査依頼を頂かないとできませんので、カード会社へその旨をお伝えください」との説明でした。

 

PayPay銀行の担当者へ再度連絡。

再発を防ぐため、すぐに利用中のカード停止の手続きを行い、番号を変更した新しいデビットカードを再発行していただくことになりました。

カードは後日郵送、アプリからの送金や受取等は引き続き行えるとのこと。

その後は、カード会社のPayPay銀行と決済会社(ショップ)とのやり取りになるため待つことに。

 

ここで、ふと「引き落とされたお金は返ってくるのだろうか?」と不安になり、PayPay銀行の担当者へ伺うと、

  • 利用履歴の画面で「利用」の状態の場合は数日以内に返金可能
  • 利用履歴の画面で「確定」の状態の場合は約60日後に返金

との説明でした。返ってくると分かっただけで良かったと思いながらも、タイミング次第では返金されるのが2ヶ月後...それは困る。

そう思いながら、決済会社(ショップ)へ「確定」になる時期を確認。

ネット上で購入があった翌日の発送後に「確定」となるらしく、これは決済会社によって変わってくるようです。

「PayPay銀行より調査依頼がありましたので、確定前には間に合うかもしれません」

との回答だったので祈る気持ちで待つことにしました。

 

返金

 

翌日のこと、銀行のアプリからデビットカードの利用履歴を確認していると、「オーソリ」表記の部分が「オーソリ取消」と変更されていました。

オーソリとは

「オーソリ」とは「オーソリゼーション」の略で、「お客様のクレジットカードで決済できるかを確認する作業」のことを言います。「信用承認」「販売承認」とも訳されます。「オーソリ」と「売上処理」にて決済処理が完了します。

※カード利用→オーソリ承認→売上処理→決済完了

 

 

それから間もなくして入金がありました。たしかに被害にあった金額と同じ「39,600円」が返金されました(涙)

思っていたより早く返金されたので少し驚きましたが、スピーディに対応していただいたPayPay銀行へ感謝の気持ちでした。

 

警察へ被害の相談に行った話

PayPay銀行の担当者より「被害届等につきましては、お客様にお任せしています」と回答を受けていたので、再発防止のため警察署へ出向きました。

もし、カード情報を第三者に知られていて利用されたのであれば、自分自身だけでなく他の人も被害にあう可能性があるので、犯人を特定して欲しいためです。

地元の警察署へ行き、「カード不正利用の被害にあった」と申し出ると、担当部署のベテランの方が個室で対応して下さいました。

とても優しい口調で穏やかに話を聴いていただいたので、他の気になっていた事も伺ってきました。

いや、反対に「私はネットでの購入とか、ネット銀行とか、まったくうとくて...娘はよくネットで仕入れて高くで売れたとか話しているけど。

具体的に知りたいのでちょっと教えてください。」って感じで細かく質問してこられましたが(笑)

話をしていく中で、ネット犯罪に関してのこと、被害届など法的手続きのこと、返金保証のこと、思い違いをしていたことがいくつもありました。

最近、カード不正利用の被害に関する相談が増えてきたそうです。

 

被害届はどうすればいいの?

フィッシング等によるカード不正利用の場合、被害者は「カード会社」となることが初耳でしたね。

今回の場合「私は被害にあっていますが被害者ではない」ってことになります。「いや、待って...」と言いたくなりますが、法的にそうなので仕方ありません。

ということで、今回の事例で被害届を出せるのは「カード会社であるPayPay銀行」だけです。

ただし、盗難や紛失によることがハッキリしている場合は、警察へ「盗難届・紛失届」を行うことになりますので頭に入れておいてください。

今回私ができることは「消費生活センター」へ相談をして再発防止に努めていただくことだけになるようです。

うーん。なんだか納得はいかない感じですけど。

あなたの地域の「消費生活センター」の住所と連絡先はこちらから
独立行政法人 国民生活センター

 

カード不正利用を行う犯人とは?

 

次に「カード不正利用」を行っている「実行犯」についての話。貴重

 

ほとんどが「日本国外から」行っていて、国外のサーバを利用しているため犯人の特定が難しいらしいです。

 

先で話した副業で物販をしているため「時折、ブランド品のニセモノを販売したとして逮捕されるニュースを見ますが、知らないで仕入れて知らないで販売した場合でも逮捕されるのでしょうか?」と尋ねてみました。

 

この場合、商標権を直接侵害する行為に当たり、訴えることができるのは商標権のあるブランド(メーカー)なので、購入した人が「ニセモノを買わされた」と訴えることにはならないとのことでした。

つまり、訴えられるのは知らないで仕入れた人ではなく、ニセモノを最初に販売した人ということです。

ニセモノと知っていて販売した場合はそれに当たりません。

 

被害の保証は?

最後、不正利用された場合の保証について。今回のようにカード会社が保証してくれたのは本当に運がよかったことだそうです。

今回知ったのは、カード会社が保証する義務はなく、カード会社の裁量次第ということ。

 

警察の方が言うには、過去に同じように被害にあってお金が返って来なかったケースはいくつもあるらしいです。

ここだけの話、「消費者金融」や「中小の会社」が発行しているカードの場合、保証してもらえない可能性がある(高い)ようです。

できる限り名前の知られている大手企業の発行しているカードであれば、保証がしっかりしている可能性もあるとのこと。

リスクを減らしたいのであれば、名前も聞いたことのないような会社の発行しているカードは避けた方が賢明かと思います。(契約する前に確認しましょう)

 

PayPay銀行のアプリより、契約内容やサービス内容について調べたところ、フィッシング詐欺紛失によるカード不正利用保証について明記されていました。


PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)の補償内容

内容の抜粋

キャッシュカードの盗難やキャッシュカードの偽造・変造により不正使用被害に遭った場合、保証限度額50万円まで補償。


スパイウェアやフィッシングなど、第三者が口座番号、暗証番号、ログインパスワード等を盗用し、不正に行った振り込みにより被害に遭った場合、またはJNS Visaデビットのカード番号を盗用し不正使用の被害に遭った場合、1口座あたり年間500万円(法人の場合1法人年間5,000万円)を補償。

とありました。かなり手厚い補償ではないかと思います。

知らなかったので返金されるまでヒヤヒヤした気持ちでした。

 

安心できるカード会社の選び方

具体的には「大手であること」「消費者金融系でない」カード会社が発行しているカードを選ぶ方がよいとの話でした。

今回の、PayPay銀行は「大手銀行系」。想像以上のスピードで返金対応して頂けたのは当たり前ではないことだったと知り、改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。

個人口座ビジネス口座を開設しているのですが、今回の件で安心感と信頼感が生まれました。

ビジネス口座は、法人または個人事業主でしたら20アカウントまで作成できます(個人口座は通常一つまで)。

ネットショップやオークションで販売するなら、アカウントごとにビジネス口座を作れますので重宝します。

PayPay銀行では、口座一つに対して五枚のデビットカードを作成することもできますよ。

ちなみに私が所持している他のカードを確認したところ、カード不正使用への補償があることが明記してある種類には以下のものがありました。

ココがおすすめ

ココに注意!

補償の明記がないカードもあった!

カードの名称を載せるのは控えますが、他の数枚のカード(信販系など)には残念ながら「カード不正利用・フィッシング詐欺・盗難・紛失」への注意書きはあるものの、被害への補償の明記はありませんでした。

 

銀行系のカードは補償やサイバー攻撃に対するセキュリティ対策がしっかりしている印象です。当然と言えば当然ですね。

 

カード不正利用への対策

カード不正利用から身を守る方法について、カード会社と警察の方のアドバイスは共通していました。

カード不正利用の手口の多くは「フィッシング詐欺」といって、「カード番号」「カード暗証番号」「セキュリティ番号」「氏名・住所等の個人情報ID」「パスワード」などを盗み取って、本人に成りすましてカードを利用する方法です。

ではどのようにカード情報個人情報を盗むのか。

カード情報個人情報を盗む手口

  • 無料のアプリ(情報を盗むために作られたアプリ)などに登録させる。
  • サイトへ登録(情報を盗むために作られたサイト)させる。

 

上記の方法によって情報を盗み取るのが一般的です。

対策として!

❶信頼性の低いアプリやサイトにむやみに登録しない

  • 無名なアプリは調べてから利用する
  • カード情報を必要としないアプリやサイトを疑う

❷推測されにくいパスワードを使用し大切に管理する

  • 生年月日・住所・電話番号・車のナンバーは使用しない
  • パスワードは定期的に変更する
  • 周囲の人が目にする場所に書いておかない
  • スマホ上に保存しない(オンラインでは危険)

❸カードの利用設定を変更する

  • カードの一日の利用限度額の設定をする
  • カードの一日の入出金(振込等)を制限する

❹セキュリティを強化する

  • スマートフォンやパソコンのセキュリティ強化
  • 安心できるセキュリティソフトを選ぶ
  • セキュリティソフトを複数使うことで万全なセキュリティ対策

 

セキュリティソフトは知名度のある安心できるものを利用するのが良いでしょう。

 

今回なぜ私が被害にあったか、どこで不正利用につながる情報が不正利用した相手に渡ったか、これは謎のままです。

PayPay銀行はアプリにて管理していますが、そこから情報が洩(も)れる可能性は極めて低いと思います。

何かニセのサイト等へ誘導され、気付かない内にカード情報を入力してしまった可能性は否定できないと思います。

心当たりがないところが、まんまと罠にハマっていたのかもしれません。

こうやって、心当たりがないままに抜き取るのが手口でしょう。

 

まずは補償やセキュリティがしっかりしたカード会社を選びましょう。

 

そして個人情報をしっかりと管理しましょう。

 

「ネット銀行が主流になる」「将来、預金通帳がなくなる」そう耳にしたことがあるでしょう。

近い将来、きっとそうなるでしょう。

携帯電話を例にすると「ガラケー以外は使いたくない!」そう意地を張っても、間もなく製造中止となりスマホへと移行しなければなりません。

クレジットカードは持たないかもしれませんが、キャッシュカードは今後も必要でしょう。

預金残高の確認も振込も、口座の管理をスマホパソコン上で行う日がやってきます。

必然的に、今回のようなカード不正利用や「口座番号」「暗証番号」を盗み取って口座のお金を不正に引き出す犯罪が出て来るでしょう。

 

慣れていない人にとっては、どうしてよいかサッパリ分からないことと思います。

体験して分かったことは、「銀行口座」「クレジットカード」「デビットカード」を作る場合、返金保証をしてくれる大手の会社を選ぶべきだということです。

 

カード不正利用が疑われる場合の手順まとめ

もし、あなたが「カードを不正利用されてるんじゃ?」と、不安を感じた時は落ち着いて以下の手順で対応して下さい。

 

❶利用履歴から決済会社を調べて、実際に利用したか事実確認する(連絡先は会社名をネット検索)

❷カード会社ヘ連絡して、まずはカードの利用を制限してもらう

❸カードの再発行をしてもらう

❹カード会社から決済会社へ連絡が行き対応がなされるので待つ

❺返金が補償される場合は口座へ返金

❻心配であればIDやパスワードを変更する

フィッシング詐欺の場合は再発防止のために、お住まいの自治体の消費生活センター等に相談し、「盗難・紛失」であれば警察署へ届出をする

 

以上が基本的な流れになります。

 

快適な生活を

私の場合、カード会社が大手銀行系のPayPay銀行対応も補償も良心的だったのが幸いでした。

 

契約しているカード会社によっては返金されないケースがあると知りぞっとしたので、他のカードについても補償内容を確認して見直しを行いました。

見直した結果、PayPay銀行からGMOあおぞらネット銀行のデビットカードをメインカードへ切り替えました。

 

PayPay銀行のデビットカードと併用してリスクを分散することにしました。

 

ちなみに、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードには、①Visaデビットカード ②MasterCardプラチナデビットカード があり、どちらも作りました。

 

なぜ、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードを選んだかと言うと次の5点。

  1. セキュリティが高い(不正利用防止サービス「EMV 3-Dセキュア」に対応)
  2. 保証がしっかりしている
  3. 最大1.2%の現金キャッシュバック
  4. 最大10個の使い分け口座が便利
  5. 他行振込手数料が145円

普段の日用品の買い物を、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードで行うと、翌月に現金キャッシュバックがあります。

通常はポイントキャッシュバックですが、GMOのデビットカードは現金で帰ってきます。

詳しくは公式サイトで確認してください。→【GMOあおぞらネット銀行 Mastercardプラチナデビットカード】

 

もし、数十万~数百万の大金が被害にあって1円も返ってこなかったとしたら...

せっかく貯めたお金が返ってこないなんて泣くに泣けませんね。。。

カードはとても便利で、経済的にもお得な使い方ができます。特にデビットカードは預金残高以上には使えませんので、使い過ぎの心配もありません。

保証や対策のしっかりしたカード会社や、口座を開設する銀行を選べば、誰でも安心で快適な生活が送れます。

 

現在、クレジットカードやデビットカードを持っている方は「泣き寝入り」を未然に防ぐためにも、今一度見直しをしてみましょう。

 

あなたの大切なお金や情報を狙っている魔の手が近付いているかもしれません。

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